地域史の中の帝国日本と植民地 鳥取県旧S町周辺地域の移住者たち

本発表では、主として鳥取県西部、旧S町とその周辺地域を事例に、日本の地域社会からみた植民地、庶民のなかに流布していた植民地の風景や、「内地」における<植民地>経験の一面を報告する。そして、戦前の地域社会における海外ネットワークの存在、<植民地>経験が、その後の日本の多文化状況を検討する上で、重要な問題であることを検討する。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 139
Main Author 鈴木, 文子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2010
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2010.0.139.0

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Summary:本発表では、主として鳥取県西部、旧S町とその周辺地域を事例に、日本の地域社会からみた植民地、庶民のなかに流布していた植民地の風景や、「内地」における<植民地>経験の一面を報告する。そして、戦前の地域社会における海外ネットワークの存在、<植民地>経験が、その後の日本の多文化状況を検討する上で、重要な問題であることを検討する。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2010.0.139.0