インド、デリーに生きる不可触民メヘンディ描き 他者と自分のまなざしを操り、装う

本発表ではインド、デリーにおいて働く不可触民であるメヘンディ描きの家族に焦点を当て、メヘンディ描きの仕事のなかでいかに彼らが他者のまなざしを操っているかということを考察する。その上で、まなざしを操る彼ら自身が、不可触民であるということを他者からまなざされることを恐れながらもそれを隠し、いかにビジネスをし、貨幣を介して装うのかということを考察する。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. A16
Main Author 長井, 優希乃
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2017
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Summary:本発表ではインド、デリーにおいて働く不可触民であるメヘンディ描きの家族に焦点を当て、メヘンディ描きの仕事のなかでいかに彼らが他者のまなざしを操っているかということを考察する。その上で、まなざしを操る彼ら自身が、不可触民であるということを他者からまなざされることを恐れながらもそれを隠し、いかにビジネスをし、貨幣を介して装うのかということを考察する。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2017.0_A16