診療参加型臨床実習における医学生の電子カルテ閲覧等の運用ガイドライン (案)

医学生にとって, 医療情報の管理運用は重要な学習課題である. 診療参加型臨床実習では, 医学生の診療録閲覧と記載が行われるが, 個人情報保護の観点から, 学生の患者情報へのアクセスには, 指導医による監査を含めた適切な運用が必要である. 平成16年10月, 第14回医学教育セミナーとワークショップ (岐阜大学医学部医学教育開発研究センター主催) において, 「電子カルテと医学教育」に関するワークショップが開催され, 臨床実習における電子カルテ運用のあり方について法的側面を含めた討議が行われた. 本ワークショップでのプロダクトをもとに作成された「診療参加型臨床実習における医学生の電子カルテ閲覧等...

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Published in医学教育 Vol. 36; no. 5; pp. 329 - 334
Main Authors 中井, 桂司, 寺嶋, 吉保, 高橋, 優三, 堀, 有行, 塚田, 敬義, 鈴木, 康之, 黒田, 尚宏
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.10.2005
Subjects
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ISSN0386-9644
2185-0453
DOI10.11307/mededjapan1970.36.329

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Summary:医学生にとって, 医療情報の管理運用は重要な学習課題である. 診療参加型臨床実習では, 医学生の診療録閲覧と記載が行われるが, 個人情報保護の観点から, 学生の患者情報へのアクセスには, 指導医による監査を含めた適切な運用が必要である. 平成16年10月, 第14回医学教育セミナーとワークショップ (岐阜大学医学部医学教育開発研究センター主催) において, 「電子カルテと医学教育」に関するワークショップが開催され, 臨床実習における電子カルテ運用のあり方について法的側面を含めた討議が行われた. 本ワークショップでのプロダクトをもとに作成された「診療参加型臨床実習における医学生の電子カルテ閲覧等の運用ガイドライン (案)」を報告する.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan1970.36.329