国家と宗族 親族研究の新たな可能性に向けて

本発表では、中国における父系出自集団としての宗族に着目し、その形成から今日にかけての国家の政策、および当事者たちによる意味づけと関わり方の変遷を明らかにする。そして、親族と国家との相互的な関係性と、社会の中でのその布置のされ方に着目した親族研究についての新たな可能性を提示する。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 13
Main Author 川口, 幸大
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2014
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Summary:本発表では、中国における父系出自集団としての宗族に着目し、その形成から今日にかけての国家の政策、および当事者たちによる意味づけと関わり方の変遷を明らかにする。そして、親族と国家との相互的な関係性と、社会の中でのその布置のされ方に着目した親族研究についての新たな可能性を提示する。
Bibliography:A13
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2014.0_13