原因食物を摂取する食物アレルギーの学童への看護実践において小児アレルギーエデュケーターが困難と感じていること
「要旨」原因食物を摂取する食物アレルギー(以下FA)の学童への看護実践において小児アレルギーエデュケーター(以下PAE)が困難と感じていることを明らかにすることを目的に, PAE11名を対象に半構造化面接を行い, 質的記述的に分析した. PAEは, <症状を見極め, 原因食物摂取を促す難しさ> <不安を感じるFA学童へ原因食物摂取を促す難しさ> < FA学童の意思を確認する難しさ> <FA学童の思いを代弁する難しさ> <結果が不確実な免疫療法を受けるFA学童を支援する難しさ>を感じていた. PAEが感じていた困難は, 子どもの安全と最...
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Published in | 武庫川女子大学看護学ジャーナル Vol. 4; pp. 63 - 68 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
武庫川女子大学看護学部
20.03.2019
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ISSN | 2424-0303 |
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Summary: | 「要旨」原因食物を摂取する食物アレルギー(以下FA)の学童への看護実践において小児アレルギーエデュケーター(以下PAE)が困難と感じていることを明らかにすることを目的に, PAE11名を対象に半構造化面接を行い, 質的記述的に分析した. PAEは, <症状を見極め, 原因食物摂取を促す難しさ> <不安を感じるFA学童へ原因食物摂取を促す難しさ> < FA学童の意思を確認する難しさ> <FA学童の思いを代弁する難しさ> <結果が不確実な免疫療法を受けるFA学童を支援する難しさ>を感じていた. PAEが感じていた困難は, 子どもの安全と最善の利益を守る看護専門職としての責務から生じたと考える. |
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ISSN: | 2424-0303 |