富山大学医学部における教育実践に基づく医学教育プログラムの検討  第2報 「医療学入門」を事例とした教授法と学習法

日本医学教育学会の医学教育専門家養成認定コースワークでの検討をもとに,富山大学医学部の医学教育プログラムの実践を3報の事例報告にまとめた。第2報では「教授法と学習法」を対象として,教育実践事例は第1報と同様に「医療学入門」を取り上げ,教授法と学習法に関する教育実践活動の概要を示し,課題と分析,改善計画を挙げて検証した。教授法,学習法は教育実践の基本的な方略であり,教育・学習方略の現状評価と具体的でより実践的な展望についての自己点検評価が富山大学医学教育全般の質の改善に貢献することを期待したい。...

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Published inToyama Medical Journal Vol. 26; no. 1; pp. 11 - 13
Main Authors 廣川, 慎一郎, 石木, 学
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 富山大学医学会 2016
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Summary:日本医学教育学会の医学教育専門家養成認定コースワークでの検討をもとに,富山大学医学部の医学教育プログラムの実践を3報の事例報告にまとめた。第2報では「教授法と学習法」を対象として,教育実践事例は第1報と同様に「医療学入門」を取り上げ,教授法と学習法に関する教育実践活動の概要を示し,課題と分析,改善計画を挙げて検証した。教授法,学習法は教育実践の基本的な方略であり,教育・学習方略の現状評価と具体的でより実践的な展望についての自己点検評価が富山大学医学教育全般の質の改善に貢献することを期待したい。
ISSN:2189-2466
2758-6014
DOI:10.57561/tmjutmed.26.1_11