単電極型人工内耳システムにおける母音の伝達方式について 岬角電気刺激実験からの評価
ピッチパルスの間に第2ホルマント周波数に比例した時間的遅れでもう一個のパルス刺激を行う時系列信号処理方式を用いて, 36歳の聾の患者に岬角電気刺激実験を行い, 日本語5母音間の違いを60%弁別できた。 この実験から, 一本の刺激電極でも母音の第2ホルマント情報の伝達が可能であることが分かった。...
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Published in | AUDIOLOGY JAPAN Vol. 32; no. 4; pp. 275 - 279 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | English Japanese |
Published |
一般社団法人 日本聴覚医学会
31.08.1989
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Subjects | |
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ISSN | 0303-8106 1883-7301 |
DOI | 10.4295/audiology.32.275 |
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Summary: | ピッチパルスの間に第2ホルマント周波数に比例した時間的遅れでもう一個のパルス刺激を行う時系列信号処理方式を用いて, 36歳の聾の患者に岬角電気刺激実験を行い, 日本語5母音間の違いを60%弁別できた。 この実験から, 一本の刺激電極でも母音の第2ホルマント情報の伝達が可能であることが分かった。 |
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ISSN: | 0303-8106 1883-7301 |
DOI: | 10.4295/audiology.32.275 |