慢性気道感染症を主対象としたbalofloxacinの臨床的検討
Balofloxacinを慢性気道感染を主とする呼吸器感染症9例に投与し臨床的検討を行った。投与方法は1日量100~400mgを分1または分2で3~14日間投与した。臨床効果は有効7例, やや有効1例および無効1例であった。分離原因菌2株は本化療にて消失した。副作用は3例 (下痢, 心窩部痛と小水庖) に発現したが, 臨床的に特に問題となるものはなく, 臨床検査値異常は全く認められなかった。...
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Published in | 日本化学療法学会雑誌 Vol. 43; no. Supplement5; pp. 529 - 531 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本化学療法学会
27.11.1995
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ISSN | 1340-7007 1884-5886 |
DOI | 10.11250/chemotherapy1995.43.Supplement5_529 |
Cover
Summary: | Balofloxacinを慢性気道感染を主とする呼吸器感染症9例に投与し臨床的検討を行った。投与方法は1日量100~400mgを分1または分2で3~14日間投与した。臨床効果は有効7例, やや有効1例および無効1例であった。分離原因菌2株は本化療にて消失した。副作用は3例 (下痢, 心窩部痛と小水庖) に発現したが, 臨床的に特に問題となるものはなく, 臨床検査値異常は全く認められなかった。 |
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ISSN: | 1340-7007 1884-5886 |
DOI: | 10.11250/chemotherapy1995.43.Supplement5_529 |