Gillies incision変法による頬骨弓骨折の治療

Al-Kayat & Bramleyによって報告されたGillies incisionの変法は, 頬骨体部および頬骨弓の骨折に対して, 直接明視下にてアプローチできるので骨折の整復固定に大変優れている。骨折が複数の骨片に分れているようなケースでは, 特にその利用価値が高い。本論文では, 頬骨弓骨折にこの方法を応用し, 好ましい結果を得たので, その術式について報告する。...

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Published in耳鼻咽喉科展望 Vol. 36; no. 3; pp. 315 - 317
Main Authors 長谷川, 誠, 宮沢, 正純
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 耳鼻咽喉科展望会 15.06.1993
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Summary:Al-Kayat & Bramleyによって報告されたGillies incisionの変法は, 頬骨体部および頬骨弓の骨折に対して, 直接明視下にてアプローチできるので骨折の整復固定に大変優れている。骨折が複数の骨片に分れているようなケースでは, 特にその利用価値が高い。本論文では, 頬骨弓骨折にこの方法を応用し, 好ましい結果を得たので, その術式について報告する。
ISSN:0386-9687
1883-6429
DOI:10.11453/orltokyo1958.36.315