再沈法によるポリアミック酸ナノ粒子の作製とそのイミド化

ポリイミドの前駆体ポリマーであるポリアミック酸ナノ粒子を再沈法により作製した後, 化学イミド化処理を施すことでサイズ制御されたポリイミドナノ粒子を分散液状態で得ることに成功した. また, 走査型電子顕微鏡観察により, ポリイミドナノ粒子の形態は球状であり, ポリアミック酸ナノ粒子のモルホロジーが化学イミド化後もそのまま保持されていることを明らかにした....

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Published in高分子論文集 Vol. 59; no. 10; pp. 637 - 641
Main Authors 鈴木, 正郎, 笠井, 均, 三浦, 啓彦, 岡田, 修司, 及川, 英俊, 仁平, 貴康, 袋, 裕善, 中西, 八郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 高分子学会 2002
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Summary:ポリイミドの前駆体ポリマーであるポリアミック酸ナノ粒子を再沈法により作製した後, 化学イミド化処理を施すことでサイズ制御されたポリイミドナノ粒子を分散液状態で得ることに成功した. また, 走査型電子顕微鏡観察により, ポリイミドナノ粒子の形態は球状であり, ポリアミック酸ナノ粒子のモルホロジーが化学イミド化後もそのまま保持されていることを明らかにした.
ISSN:0386-2186
1881-5685
DOI:10.1295/koron.59.637