文構造の作図Webアプリを利用した英文精読授業の新しい可能性 正しく読めているかを可視化する

本研究では,記号を用いて英文の構造を作図するWebアプリ「LangDraw」の特長とそれを実際に用いた英語の精読授業の結果を報告する。学習者自身が課題となる英文の構造を考え作図することにより,教師はその図を見るだけで学習者が英文構造をどのように捉えているのかを即座に把握できるというメリットがある。また,回答数は少ないものの,授業アンケート結果からは教師がLangDrawを用いて記号付けを実際に見せながら解説を行うことにより,学習者の理解が深まるメリットも示唆された。...

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Bibliographic Details
Published inコンピュータ&エデュケーション Vol. 50; pp. 104 - 107
Main Author 木村, 修平
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 CIEC 01.06.2021
Subjects
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ISSN2186-2168
2188-6962
DOI10.14949/konpyutariyoukyouiku.50.104

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Summary:本研究では,記号を用いて英文の構造を作図するWebアプリ「LangDraw」の特長とそれを実際に用いた英語の精読授業の結果を報告する。学習者自身が課題となる英文の構造を考え作図することにより,教師はその図を見るだけで学習者が英文構造をどのように捉えているのかを即座に把握できるというメリットがある。また,回答数は少ないものの,授業アンケート結果からは教師がLangDrawを用いて記号付けを実際に見せながら解説を行うことにより,学習者の理解が深まるメリットも示唆された。
ISSN:2186-2168
2188-6962
DOI:10.14949/konpyutariyoukyouiku.50.104