地球シミュレータを用いた全球渦解像 : 海洋シミュレーションに向けて

2002年3月に,世界最速の40 Tflopsのピーク計算性能を持つ地球シミュレータが稼働を開始した。このことにより,随分先の事と想像されていた数十年から百年規模の全球渦解像海洋シミュレーションが比較的短時間で行なえるようになっている。全球渦解像シミュレーション時代の幕開けとも言えよう。そこで,地球シミュレータの概要と地球シミュレータ上で行っている渦解像海洋シミュレーションについて紹介する。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in海の研究 Vol. 13; no. 6; pp. 583 - 588
Main Authors 升本, 順夫, 佐々木, 英治, 笹井, 義一, 大淵, 済
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本海洋学会 05.11.2004
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN0916-8362
2186-3105
DOI10.5928/kaiyou.13.583

Cover

More Information
Summary:2002年3月に,世界最速の40 Tflopsのピーク計算性能を持つ地球シミュレータが稼働を開始した。このことにより,随分先の事と想像されていた数十年から百年規模の全球渦解像海洋シミュレーションが比較的短時間で行なえるようになっている。全球渦解像シミュレーション時代の幕開けとも言えよう。そこで,地球シミュレータの概要と地球シミュレータ上で行っている渦解像海洋シミュレーションについて紹介する。
ISSN:0916-8362
2186-3105
DOI:10.5928/kaiyou.13.583