プロジェクト型学習によるキャリア教育のあり方とICT利活用の役割 企業と学校とをつなぐキャリア教育コーディネーターの実践から

現在,学校教育で実施されている“キャリア教育”の多くは,職場体験や地域体験などの体験活動を取り入れることが目的となっており,すべての教科学習において知識学習に加えて社会で必要とされる能力育成に取組むという,キャリア教育の本質的なねらいが理解されていないことが大きな課題としてあげられる。そこで,長年にわたり学校と企業の連携によるキャリア教育事業(授業)を企画・実施してきた経験から,今,求められるキャリア教育実現のための実社会とつながるプロジェクト型学習のあり方と,ICTを活用したコラボレーションスタイルのプロジェクト型学習を提案する。...

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Published inコンピュータ&エデュケーション Vol. 30; pp. 18 - 23
Main Author 奥野, 麻弥
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 CIEC 2011
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ISSN2186-2168
2188-6962
DOI10.14949/konpyutariyoukyouiku.30.18

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Summary:現在,学校教育で実施されている“キャリア教育”の多くは,職場体験や地域体験などの体験活動を取り入れることが目的となっており,すべての教科学習において知識学習に加えて社会で必要とされる能力育成に取組むという,キャリア教育の本質的なねらいが理解されていないことが大きな課題としてあげられる。そこで,長年にわたり学校と企業の連携によるキャリア教育事業(授業)を企画・実施してきた経験から,今,求められるキャリア教育実現のための実社会とつながるプロジェクト型学習のあり方と,ICTを活用したコラボレーションスタイルのプロジェクト型学習を提案する。
ISSN:2186-2168
2188-6962
DOI:10.14949/konpyutariyoukyouiku.30.18