最近2年間における入院患者の既往歴に関する統計的観察

石川県立中央病院歯科口腔外科において入院加療を行った患者の既往歴に関する統計的観察を行った. 対象は, 1999年1月から2000年12月までの2年間に当科で入院加療を行った478人である. その内, 何らかの既往歴を有する患者は304人 (63.6%) であった. 平均年齢は52.5歳であった. 1人あたりの疾患数は平均2.0であった. 疾患別では循環器疾患が最も多く, 以下消化器疾患, 新生物の順であった. 当科での疾患は嚢胞性疾患が最も多く, 以下炎症性疾患, 腫瘍性疾患, 外傷の順であった....

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Published in有病者歯科医療 Vol. 11; no. 3; pp. 147 - 153
Main Authors 高木, 純一郎, 宮田, 勝, 岡部, 孝一, 鈴木, 円, 本多, 光弘, 坂下, 英明
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本有病者歯科医療学会 31.12.2002
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Summary:石川県立中央病院歯科口腔外科において入院加療を行った患者の既往歴に関する統計的観察を行った. 対象は, 1999年1月から2000年12月までの2年間に当科で入院加療を行った478人である. その内, 何らかの既往歴を有する患者は304人 (63.6%) であった. 平均年齢は52.5歳であった. 1人あたりの疾患数は平均2.0であった. 疾患別では循環器疾患が最も多く, 以下消化器疾患, 新生物の順であった. 当科での疾患は嚢胞性疾患が最も多く, 以下炎症性疾患, 腫瘍性疾患, 外傷の順であった.
ISSN:0918-8150
1884-667X
DOI:10.11255/jjmcp1992.11.147