総合病院のSTとして

総合病院での臨床の面白さについて報告した.総合病院では幼児から成人まで多種多様な言語障害に対し,的確な見立てと評価,それに基づく適切な訓練プログラムの立案と実施が要求される.さらに,発症後まもない失語症者やその家族,発達障害児をもつ母親などへの心理的援助も重要である.病院内外の他職種との連携や失語症友の会の活動を通じて,患者さん個人に適した援助をすることも必要である.多忙な業務ではあるが,総合病院の中でのSTに求められている役割は大きい....

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Bibliographic Details
Published inコミュニケーション障害学 Vol. 20; no. 3; pp. 199 - 202
Main Author 目黒, 文
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本コミュニケーション障害学会 30.12.2003
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ISSN1347-8451
1884-7048
DOI10.11219/jjcomdis2003.20.199

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Summary:総合病院での臨床の面白さについて報告した.総合病院では幼児から成人まで多種多様な言語障害に対し,的確な見立てと評価,それに基づく適切な訓練プログラムの立案と実施が要求される.さらに,発症後まもない失語症者やその家族,発達障害児をもつ母親などへの心理的援助も重要である.病院内外の他職種との連携や失語症友の会の活動を通じて,患者さん個人に適した援助をすることも必要である.多忙な業務ではあるが,総合病院の中でのSTに求められている役割は大きい.
ISSN:1347-8451
1884-7048
DOI:10.11219/jjcomdis2003.20.199