マンモグラフィ併用検診の精度管理の現状と改善策

茨城県におけるマンモグラフィ検診の特徴は1つの集団検診機関が多くの地域をカバーしていることである。そこでは精度管理者による統計の管理や, 読影医のほぼ全員が参加する検討会などにより精度管理がなされている。問題点としてはすべての検診機関で同様の精度管理を行うことが難しい, 対象人数が増えると同じような検討会の開催が難しくなる可能性があることなどがある。改善策としては, すべての検診機関が茨城県がん検診実施指針にそった検診を実施するよう監視することなどが考えられる。...

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Published in日本乳癌検診学会誌 Vol. 12; no. 1; pp. 26 - 29
Main Authors 川口, 祐子, 村上, 穆, 森島, 勇, 角田, 博子, 鯨岡, 結賀, 植木, 浜一, 田枝, 督教, 太田代, 紀子, 東野, 英利子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会 20.03.2003
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ISSN0918-0729
1882-6873
DOI10.3804/jjabcs.12.26

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Summary:茨城県におけるマンモグラフィ検診の特徴は1つの集団検診機関が多くの地域をカバーしていることである。そこでは精度管理者による統計の管理や, 読影医のほぼ全員が参加する検討会などにより精度管理がなされている。問題点としてはすべての検診機関で同様の精度管理を行うことが難しい, 対象人数が増えると同じような検討会の開催が難しくなる可能性があることなどがある。改善策としては, すべての検診機関が茨城県がん検診実施指針にそった検診を実施するよう監視することなどが考えられる。
ISSN:0918-0729
1882-6873
DOI:10.3804/jjabcs.12.26