アンビルトの建築情報モデリング ”UnBIM 池辺陽の住宅No.80, 84を通じて

建築情報モデル(BIM)の利活用を拡大する方策として,設計されたが実現しなかった建築(アンビルト)のモデル化「UnBIM」を提案する.既存建築のBIMモデル化「ExBIM」と並び,UnBIMは建築情報の価値拡大に重要な役割を果たす.具体的には,情報文化遺産へのアクセス性を高め情報集約に寄与するほか,公開・再利用に重点を置いたアーカイブズの充実にも貢献する.本報では建築家・池辺陽の住宅No.80, 84を事例としてデジタルモデル化を試み,その理解と解釈に必要となるパラデータの扱いを含めて詳述した....

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Bibliographic Details
Published in生産研究 Vol. 77; no. 2; pp. 139 - 144
Main Authors 石澤, 宰, 池辺, まな
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 東京大学生産技術研究所 01.05.2025
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ISSN0037-105X
1881-2058
DOI10.11188/seisankenkyu.77.139

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Summary:建築情報モデル(BIM)の利活用を拡大する方策として,設計されたが実現しなかった建築(アンビルト)のモデル化「UnBIM」を提案する.既存建築のBIMモデル化「ExBIM」と並び,UnBIMは建築情報の価値拡大に重要な役割を果たす.具体的には,情報文化遺産へのアクセス性を高め情報集約に寄与するほか,公開・再利用に重点を置いたアーカイブズの充実にも貢献する.本報では建築家・池辺陽の住宅No.80, 84を事例としてデジタルモデル化を試み,その理解と解釈に必要となるパラデータの扱いを含めて詳述した.
ISSN:0037-105X
1881-2058
DOI:10.11188/seisankenkyu.77.139