看護学実習が学生の意識や態度に影響を与える要因 看護教育でのコミュニケーション学習に着目して

能動的学習が過去の学習に対する意識や態度に与える影響を把握することを目的として,日本で看護学を学ぶ大学生を対象に調査を行った.現場実習の修了後にコミュニケーション学を学ぶことへの意欲や態度の変化を測定し,その変化に影響を与えた学習経験要因を質的データから抽出した.その結果,現場実習での学習経験が過去に学習したコミュニケーション学の価値や必要性,学習成果を実感させている可能性が示唆された....

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Published in日本教育工学会論文誌 Vol. 44; no. Suppl.; pp. 153 - 156
Main Authors 石橋, 嘉一, 川本, 弥希
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本教育工学会 01.04.2020
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ISSN1349-8290
2189-6453
DOI10.15077/jjet.S44095

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Summary:能動的学習が過去の学習に対する意識や態度に与える影響を把握することを目的として,日本で看護学を学ぶ大学生を対象に調査を行った.現場実習の修了後にコミュニケーション学を学ぶことへの意欲や態度の変化を測定し,その変化に影響を与えた学習経験要因を質的データから抽出した.その結果,現場実習での学習経験が過去に学習したコミュニケーション学の価値や必要性,学習成果を実感させている可能性が示唆された.
ISSN:1349-8290
2189-6453
DOI:10.15077/jjet.S44095