アメリカ課外活動成立過程に関する一考察 生徒の自治活動を学校内化するロジック

19世紀末から20世紀前半のアメリカにおいて、学校外の施設や街頭など様々な場所における遊びや仲間関係の中で普遍的に行われてきた生徒の自治活動を「学校内化」した課外活動が取り組まれるようになった。本稿は、この「学校内化」を実現したロジックを分析することで、課外活動成立過程を通貫する歴史的性格を考察し、これらの取り組みの影響下において今日も取り組まれる特別活動のあり方に対する示唆を提起した。...

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Published in教育学研究 Vol. 90; no. 2; pp. 248 - 261
Main Author 猪股, 大輝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本教育学会 2023
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ISSN0387-3161
2187-5278
DOI10.11555/kyoiku.90.2_248

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Summary:19世紀末から20世紀前半のアメリカにおいて、学校外の施設や街頭など様々な場所における遊びや仲間関係の中で普遍的に行われてきた生徒の自治活動を「学校内化」した課外活動が取り組まれるようになった。本稿は、この「学校内化」を実現したロジックを分析することで、課外活動成立過程を通貫する歴史的性格を考察し、これらの取り組みの影響下において今日も取り組まれる特別活動のあり方に対する示唆を提起した。
ISSN:0387-3161
2187-5278
DOI:10.11555/kyoiku.90.2_248