五十サイクル用成極交流繼電裝置
交流を以て供給されるホヰートストン橋の一つのアームの抵抗が其處を通る電流に依つて變化するのと、橋の供給電流を加減して常に其抵抗値を一定にならしむる爲に橋の不平衡電壓にてコントロルさるゝ交流成極繼電装置を記載した。其目的の爲の各種の方法が擧げられてゐる。最後に採用した方法では、橋の檢電器回路に現はれる不平衡電壓を増幅した後、プレートに電源より導かれた電壓で變調した檢波管に入れて檢波電流を得る。期の如き檢波管二個をプツシュプルにつないで其出力側に直流成極繼電器を入れ、其に依つて橋へ供給する電流を加減ずる樣にした。...
Saved in:
Published in | 電氣學會雜誌 Vol. 47; no. 473; pp. 1301 - 1313 |
---|---|
Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 電気学会
1927
|
Online Access | Get full text |
Cover
Loading…
Summary: | 交流を以て供給されるホヰートストン橋の一つのアームの抵抗が其處を通る電流に依つて變化するのと、橋の供給電流を加減して常に其抵抗値を一定にならしむる爲に橋の不平衡電壓にてコントロルさるゝ交流成極繼電装置を記載した。其目的の爲の各種の方法が擧げられてゐる。最後に採用した方法では、橋の檢電器回路に現はれる不平衡電壓を増幅した後、プレートに電源より導かれた電壓で變調した檢波管に入れて檢波電流を得る。期の如き檢波管二個をプツシュプルにつないで其出力側に直流成極繼電器を入れ、其に依つて橋へ供給する電流を加減ずる樣にした。 |
---|---|
ISSN: | 0020-2878 2187-6797 |
DOI: | 10.11526/ieejjournal1888.47.1301 |