頭蓋頚椎移行部病変の手術 術式選択と手術のポイント

頭蓋頚椎移行部はその解剖・機能の特殊性からさまざまな術式が存在し, それぞれが複雑である. この部に特異的で代表的な術式として, 除圧術としては後側方アプローチ, 経口手術, 固定術としては環軸椎固定, 後頭頚椎固定, 前方歯突起スクリュー固定などがある. そこで, これらの術式の中から最適な手技を判断して選択し, また, 選択された手技を適切に施行することが重要となる. ここでは頭蓋頚椎移行部病変の手術において術式選択と手術のポイントについて述べる....

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Bibliographic Details
Published in脳神経外科ジャーナル Vol. 25; no. 9; pp. 737 - 745
Main Author 高安, 正和
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本脳神経外科コングレス 2016
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ISSN0917-950X
2187-3100
DOI10.7887/jcns.25.737

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Summary:頭蓋頚椎移行部はその解剖・機能の特殊性からさまざまな術式が存在し, それぞれが複雑である. この部に特異的で代表的な術式として, 除圧術としては後側方アプローチ, 経口手術, 固定術としては環軸椎固定, 後頭頚椎固定, 前方歯突起スクリュー固定などがある. そこで, これらの術式の中から最適な手技を判断して選択し, また, 選択された手技を適切に施行することが重要となる. ここでは頭蓋頚椎移行部病変の手術において術式選択と手術のポイントについて述べる.
ISSN:0917-950X
2187-3100
DOI:10.7887/jcns.25.737