頚動脈内膜剝離術 (CEA) から学ぶ手術イラストの醍醐味 空間的」 「時間的」 要素を盛り込んだ構図を学ぶ

頚動脈ステント留置術 (carotid artery stenting : CAS) が発展し, 若手脳神経外科医が頚動脈内膜剝離術 (carotid endoarterectomy : CEA) を経験する機会は減っており, 数少ない症例から多くを学ぶことが重要である. 術中写真や動画同様, イラスト手術記録は, 解剖学的知識・手技・手順の整理の一助となる. またCEAの手術記録は1枚の絵にパノラマビューを描くという手術イラストの醍醐味を味わうことができる. 本稿はCEAに特化した手術イラストの特徴や工夫, 醍醐味を紹介する....

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Bibliographic Details
Published in脳神経外科ジャーナル Vol. 29; no. 9; pp. 659 - 664
Main Authors 田中, 俊英, 勅使川原, 明彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本脳神経外科コングレス 2020
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ISSN0917-950X
2187-3100
DOI10.7887/jcns.29.659

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Summary:頚動脈ステント留置術 (carotid artery stenting : CAS) が発展し, 若手脳神経外科医が頚動脈内膜剝離術 (carotid endoarterectomy : CEA) を経験する機会は減っており, 数少ない症例から多くを学ぶことが重要である. 術中写真や動画同様, イラスト手術記録は, 解剖学的知識・手技・手順の整理の一助となる. またCEAの手術記録は1枚の絵にパノラマビューを描くという手術イラストの醍醐味を味わうことができる. 本稿はCEAに特化した手術イラストの特徴や工夫, 醍醐味を紹介する.
ISSN:0917-950X
2187-3100
DOI:10.7887/jcns.29.659