栃木県におけるラッカセイそうか病の発生と病原菌の性状

栃木県下において1988年と1989年にラッカセイそうか病の発生を調査し, 病原菌を分離した。また, 千葉, 神奈川, 栃木の3県から1株ずつ分離した菌株を用いて栄養生理的試験を行なったところ, 菌株間に明確な差は見られなかった。一方, 病原菌の可溶性タンパク質の電気泳動パターンの比較からは, 栃木株と神奈川株はごく近縁なもので, 両株と千葉株とは幾分性質が異なるものと考えられた。...

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Published in関東東山病害虫研究会年報 Vol. 1991; no. 38; pp. 37 - 39
Main Authors 寺中, 理明, 土居, 養二, 奥田, 誠一, 夏秋, 知英, 根岸, 寛光, 池田, 修一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 関東東山病害虫研究会 01.11.1991
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ISSN0388-8258
2185-3673
DOI10.11337/ktpps1954.1991.37

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Summary:栃木県下において1988年と1989年にラッカセイそうか病の発生を調査し, 病原菌を分離した。また, 千葉, 神奈川, 栃木の3県から1株ずつ分離した菌株を用いて栄養生理的試験を行なったところ, 菌株間に明確な差は見られなかった。一方, 病原菌の可溶性タンパク質の電気泳動パターンの比較からは, 栃木株と神奈川株はごく近縁なもので, 両株と千葉株とは幾分性質が異なるものと考えられた。
ISSN:0388-8258
2185-3673
DOI:10.11337/ktpps1954.1991.37