ポリビニルポルマールの粘度的研究

ホルマール化度0~20%のポリビニルアルコール部分ホルマール化物の水溶液の粘度を測定した。水溶液の極限粘度ならびにHugginsの粘度式の定数k'は, 試料のホルマール化度およびホルマール化が糸状分子に沿って無秩序に行われているか, 選択的に行われているかによってわずかしか変化しない。温度が上昇すると, 極限粘度は減少し, k'は増大する。...

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Published in高分子化學 Vol. 13; no. 138; pp. 437 - 440
Main Authors 坂口, 康義, 泰平, 信夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 高分子学会 25.10.1956
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Summary:ホルマール化度0~20%のポリビニルアルコール部分ホルマール化物の水溶液の粘度を測定した。水溶液の極限粘度ならびにHugginsの粘度式の定数k'は, 試料のホルマール化度およびホルマール化が糸状分子に沿って無秩序に行われているか, 選択的に行われているかによってわずかしか変化しない。温度が上昇すると, 極限粘度は減少し, k'は増大する。
ISSN:0023-2556
1884-8079
DOI:10.1295/koron1944.13.138_437