胆石症診療ガイドライン2016 (改訂第2版) : 第1版と第2版の違いと改訂ポイント

「要旨」:2009年11月25日に胆石症診療ガイドライン2009が日本消化器病学会より発刊され. 2016年2月10日に胆石症診療ガイドライン2016(改訂第2版)が胆石症診療ガイドライン2009の改訂版として発刊された. 2016年版では2009年版より様々な修正が加えられた. 2016年版では, 作成法として世界的に用いられている"GRADE"に準じる点は大きな変更であり, 診断・治療のアルゴリズムの変更, CQおよびステートメントの変更点, 否定のステートメント, 合意率が低かったCQなどについて, 2009年版との違いを中心に概説した. 「はじめに」胆石症に対するガ...

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Published in胆道 Vol. 30; no. 4; pp. 709 - 715
Main Author 山口幸二
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本胆道学会 31.10.2016
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ISSN0914-0077

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Summary:「要旨」:2009年11月25日に胆石症診療ガイドライン2009が日本消化器病学会より発刊され. 2016年2月10日に胆石症診療ガイドライン2016(改訂第2版)が胆石症診療ガイドライン2009の改訂版として発刊された. 2016年版では2009年版より様々な修正が加えられた. 2016年版では, 作成法として世界的に用いられている"GRADE"に準じる点は大きな変更であり, 診断・治療のアルゴリズムの変更, CQおよびステートメントの変更点, 否定のステートメント, 合意率が低かったCQなどについて, 2009年版との違いを中心に概説した. 「はじめに」胆石症に対するガイドラインとして日本消化器病学会 胆石症診療ガイドライン委員会(責任者:税所宏光(前千葉大学教授)作成委員長:田妻進(広島大学教授))より第1版 胆石症ガイドラインが2009年11月25日に南江堂より発刊された.
ISSN:0914-0077