繰り返し計測による写真測量精度の再現性

35ミリカメラとデジタイザおよびマイクロコンピュータを用いた簡便な写真測量システムにより, 義歯の表面積計測を行う技術が著者らにより開発された。このシステムにより得られる精度およびその安定性を見るために同一人物, 同一システムのもとに10回観測を繰り返し, 再現性の検討を加えた。 実験の結果, 写真座標, 標定要素, 三次元座標および表面積ともに誤差のばらつきはきわめて安定しており, 1回あるいは少数回のみの観測に対しても十分再現性があると判断された。...

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Published in写真測量とリモートセンシング Vol. 24; no. 3; pp. 14 - 22
Main Authors 村井, 俊治, 水口, 俊介, 安藤, 秀二, 長尾, 正憲
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本写真測量学会 30.08.1985
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ISSN0285-5844
1883-9061
DOI10.4287/jsprs.24.3_14

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Summary:35ミリカメラとデジタイザおよびマイクロコンピュータを用いた簡便な写真測量システムにより, 義歯の表面積計測を行う技術が著者らにより開発された。このシステムにより得られる精度およびその安定性を見るために同一人物, 同一システムのもとに10回観測を繰り返し, 再現性の検討を加えた。 実験の結果, 写真座標, 標定要素, 三次元座標および表面積ともに誤差のばらつきはきわめて安定しており, 1回あるいは少数回のみの観測に対しても十分再現性があると判断された。
ISSN:0285-5844
1883-9061
DOI:10.4287/jsprs.24.3_14