口腔内触圧覚鈍麻と嚥下口腔期の自覚的障害

口腔内触圧覚鈍麻を持つ症例において, SW知覚テスターを用いて口腔内触圧覚の計測を試み, 口腔内触圧覚鈍麻と嚥下口腔期との関係について検討した.SW知覚テスターによる計測で口腔内触圧覚鈍麻を部位別および強度別に検索することが可能であった.自覚的な嚥下口腔期の障害度とSW知覚テスターにより得られた口腔内触圧覚鈍麻の程度との間に相関関係が認められた.口腔内触圧覚鈍麻の計測にSW知覚テスターは有用と思われた....

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Published in口腔・咽頭科 Vol. 9; no. 3; pp. 355 - 361
Main Authors 新濱, 明彦, 野田, 寛, 古謝, 静男, 金城, 利彦, 糸数, 哲郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本口腔・咽頭科学会 01.06.1997
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ISSN0917-5105
1884-4316
DOI10.14821/stomatopharyngology1989.9.355

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Summary:口腔内触圧覚鈍麻を持つ症例において, SW知覚テスターを用いて口腔内触圧覚の計測を試み, 口腔内触圧覚鈍麻と嚥下口腔期との関係について検討した.SW知覚テスターによる計測で口腔内触圧覚鈍麻を部位別および強度別に検索することが可能であった.自覚的な嚥下口腔期の障害度とSW知覚テスターにより得られた口腔内触圧覚鈍麻の程度との間に相関関係が認められた.口腔内触圧覚鈍麻の計測にSW知覚テスターは有用と思われた.
ISSN:0917-5105
1884-4316
DOI:10.14821/stomatopharyngology1989.9.355