経皮内視鏡的胃瘻増設術の経験
神経疾患などによる嚥下困難の患者10例に対し, 内視鏡的胃瘻増設術(percutaneous endoscopic gastrostomy: PEG)を施行した. PEGの施行期間は半月から13月で, 平均4.2ヵ月であった. またこのうち, 2例で在宅管理が可能であった. 合併症は2例にストッパー部の胃潰瘍, 4例に皮下感染が認められた. 以上本法は簡便かつ安全な方法であり, 手術のリスクが悪い患者に有用と考えられた....
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Published in | 医療 Vol. 45; no. 5; pp. 482 - 486 |
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Main Authors | , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 国立医療学会
20.05.1991
国立医療学会 |
Subjects | |
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ISSN | 0021-1699 1884-8729 |
DOI | 10.11261/iryo1946.45.482 |
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Summary: | 神経疾患などによる嚥下困難の患者10例に対し, 内視鏡的胃瘻増設術(percutaneous endoscopic gastrostomy: PEG)を施行した. PEGの施行期間は半月から13月で, 平均4.2ヵ月であった. またこのうち, 2例で在宅管理が可能であった. 合併症は2例にストッパー部の胃潰瘍, 4例に皮下感染が認められた. 以上本法は簡便かつ安全な方法であり, 手術のリスクが悪い患者に有用と考えられた. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.45.482 |