ホブ切り歯面粗さ形成に関する基礎研究 : 構成刃先の影響について

仕上げしなくてホブ切のままで使われる歯車ではその歯面あらさが悪いことが多く面圧強さを十分維持できない問題がある。本論文はホブ切時のあらさ形成に関してまず構成刃先に着目し、舞いツール試験で切れ刃に付着した構成刃先と削られた面あらさとの関係をできるだけ厳密にかつ定量的に求めた。さらに切削厚さに着目し、これと前記関係を結びつけた。またこれらの基本的関係は実際のホブ切にも十分適用できること明らかにした。...

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Published in日本機械学会論文集 C編 Vol. 47; no. 417; pp. 653 - 662
Main Authors 梅崎, 洋二, 笠井, 聡 /, 上野, 拓
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本機械学会 01.05.1981
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ISSN0387-5024
1884-8354
DOI10.1299/kikaic.47.653

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Summary:仕上げしなくてホブ切のままで使われる歯車ではその歯面あらさが悪いことが多く面圧強さを十分維持できない問題がある。本論文はホブ切時のあらさ形成に関してまず構成刃先に着目し、舞いツール試験で切れ刃に付着した構成刃先と削られた面あらさとの関係をできるだけ厳密にかつ定量的に求めた。さらに切削厚さに着目し、これと前記関係を結びつけた。またこれらの基本的関係は実際のホブ切にも十分適用できること明らかにした。
ISSN:0387-5024
1884-8354
DOI:10.1299/kikaic.47.653