Dibekacinの静注適用における毒性学的研究 第2報ラットに対する慢性毒性試験

Dibekacinは, 梅沢らによって合成されたKanamycin Bの誘導体で, 筋注剤として今日, 臨床的に広く用いられている。 著者らは既に, 本物質をラットおよび家兎に投与して亜急性毒性試験をおこない, その安全性について検討したが1), さらにラットに対する慢性毒性試験をおこなったので, その成績を報告する。...

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Published inThe Japanese Journal of Antibiotics Vol. 33; no. 5; pp. 599 - 612
Main Authors 小枝, 武美, 小滝, 益三, 佐々木, 斉, 横田, 正幸, 新里, 鉄太郎, 渡辺, 宏, 川音, 晴夫, 平野, 文也, 石渡, 信由, 綿貫, 勤, 瀬野尾, 章
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本感染症医薬品協会 25.05.1980
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Summary:Dibekacinは, 梅沢らによって合成されたKanamycin Bの誘導体で, 筋注剤として今日, 臨床的に広く用いられている。 著者らは既に, 本物質をラットおよび家兎に投与して亜急性毒性試験をおこない, その安全性について検討したが1), さらにラットに対する慢性毒性試験をおこなったので, その成績を報告する。
ISSN:0368-2781
2186-5477
DOI:10.11553/antibiotics1968b.33.599