奄美大島における地域性種苗を植栽した林道切土法面の緑化

奄美大島の林道切土法面において,島内の地域性種苗を植栽して緑化試験を行った。1 年目の北向き法面では植栽したニシヨモギが良く繁茂したが,南向き法面では植栽苗による被覆は小さかった。2 年目の北向き法面では植栽種より侵入した帰化草本等の方が繁茂していた。南向き法面では侵入種は少なく,植栽した草本類が順調に成長していたが,シダ類の被覆率は低かった。...

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Published in日本緑化工学会誌 Vol. 33; no. 4; pp. 596 - 600
Main Authors 下園, 寿秋, 宮里, 学, 図師, 朋弘, 穂山, 浩平, 中村, 清治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本緑化工学会 2007
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Summary:奄美大島の林道切土法面において,島内の地域性種苗を植栽して緑化試験を行った。1 年目の北向き法面では植栽したニシヨモギが良く繁茂したが,南向き法面では植栽苗による被覆は小さかった。2 年目の北向き法面では植栽種より侵入した帰化草本等の方が繁茂していた。南向き法面では侵入種は少なく,植栽した草本類が順調に成長していたが,シダ類の被覆率は低かった。
ISSN:0916-7439
0916-7439
DOI:10.7211/jjsrt.33.596