エイズ患者の援助技術

はじめに現在, わが国におけるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染患者およびエイズ患者は年次とともに急増しているが, エイズ患者のリハビリテーション(以下リハ)を行っている施設は少ない状況にある(図1). したがって今後, エイズ患者に対するリハの需要が増えてくるものと予測される(エイズ予防情報ネットhttp//api-net.fap.or.jp/)1). エイズ患者の援助技術では手技的には特殊なものはないが, リスク, 注意点では他疾患とは異なるため, その点を中心に紹介する....

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Bibliographic Details
Published in医療 Vol. 61; no. 2; pp. 140 - 146
Main Authors 秋山, 淳二, 河野, 弘, 石川, 秀俊
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 国立医療学会 20.02.2007
国立医療学会
Subjects
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ISSN0021-1699
1884-8729
DOI10.11261/iryo1946.61.140

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Summary:はじめに現在, わが国におけるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染患者およびエイズ患者は年次とともに急増しているが, エイズ患者のリハビリテーション(以下リハ)を行っている施設は少ない状況にある(図1). したがって今後, エイズ患者に対するリハの需要が増えてくるものと予測される(エイズ予防情報ネットhttp//api-net.fap.or.jp/)1). エイズ患者の援助技術では手技的には特殊なものはないが, リスク, 注意点では他疾患とは異なるため, その点を中心に紹介する.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.61.140