Fosfomycin-Na塩の毒性学的研究第3報 ラットおよびイヌに対する慢性毒性

Fosfomycin-Na塩 (以下, FOM-Na) は, 米国Merck社で開発された新抗生物質で, きわめてユニークな化学構造をもち, 特異な抗菌作用を示すことが知られている。 すでに, 著者らは本物質についての急性毒性試験および亜急性毒性試験をおこない, その結果を報告したが1, 2), その安全性をさらに確認するため, ラットおよび犬に対する慢性毒性試験をおこなつたので, その成績を報告する。...

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Published inThe Japanese Journal of Antibiotics Vol. 32; no. 1; pp. 82 - 105
Main Authors 小枝, 武美, 小滝, 益三, 佐々木, 斉, 横田, 正幸, 新里, 鉄太郎, 渡辺, 宏, 川音, 晴夫, 伊藤, 高志, 熊谷, 和信, 石渡, 信由, 鈴木, 平治郎, 綿貫, 勤, 瀬野, 尾章
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本感染症医薬品協会 25.01.1979
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Summary:Fosfomycin-Na塩 (以下, FOM-Na) は, 米国Merck社で開発された新抗生物質で, きわめてユニークな化学構造をもち, 特異な抗菌作用を示すことが知られている。 すでに, 著者らは本物質についての急性毒性試験および亜急性毒性試験をおこない, その結果を報告したが1, 2), その安全性をさらに確認するため, ラットおよび犬に対する慢性毒性試験をおこなつたので, その成績を報告する。
ISSN:0368-2781
2186-5477
DOI:10.11553/antibiotics1968b.32.82