柱状結晶型マンモ用輝尽性蛍光体カセッテ「CP1M200」の開発

日本人女性の乳癌罹患率は,年々増加しており,その割合は20人に1人と言われ,今後も増え続けることが予想される。 乳癌は早期に発見し治療すれば,治る病気と言われている。マンモグラフィでは,触っても判りにくい早期の乳癌を発見することができ,早期乳癌のサインである癌細胞周辺の微細な石灰化や腫瘤影を鮮明に描写できる。マンモグラフィに要求される高品質画像を実現した「CP1M200」は,柱状結晶による高鮮鋭化技術/CsBr高X線吸収結晶による高画質化技術/高精細読み取り技術を集約したCR専用のマンモ専用カセッテである。今後,その高画質の有用性によりマンモ診断の一助となることを期待する。...

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Published in日本乳癌検診学会誌 Vol. 17; no. 2; pp. 111 - 114
Main Author 松村, 茂樹
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会 30.06.2008
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Summary:日本人女性の乳癌罹患率は,年々増加しており,その割合は20人に1人と言われ,今後も増え続けることが予想される。 乳癌は早期に発見し治療すれば,治る病気と言われている。マンモグラフィでは,触っても判りにくい早期の乳癌を発見することができ,早期乳癌のサインである癌細胞周辺の微細な石灰化や腫瘤影を鮮明に描写できる。マンモグラフィに要求される高品質画像を実現した「CP1M200」は,柱状結晶による高鮮鋭化技術/CsBr高X線吸収結晶による高画質化技術/高精細読み取り技術を集約したCR専用のマンモ専用カセッテである。今後,その高画質の有用性によりマンモ診断の一助となることを期待する。
ISSN:0918-0729
1882-6873
DOI:10.3804/jjabcs.17.111