朝鮮半島における植民地経験 <在朝日本人(帰還者)>と<韓国人>の語りにみる戦時期と<民族の境界>の生成

日本帝国下の朝鮮半島における植民地経験を、平凡な日常を生きる人々がどのように認識し、また支配者、被支配者の関係を記憶してきたか、梶村秀樹が批判した「体験的実感」 にみる植民地とはどのようなものだったか、特に戦時期の政策を中心に、多様なポジショナリティ―にいた日韓双方のインフォーマントのライフストーリーをもとに生活世界の記憶から考察する。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 55
Main Author 鈴木, 文子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2018
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2018.0_55

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Summary:日本帝国下の朝鮮半島における植民地経験を、平凡な日常を生きる人々がどのように認識し、また支配者、被支配者の関係を記憶してきたか、梶村秀樹が批判した「体験的実感」 にみる植民地とはどのようなものだったか、特に戦時期の政策を中心に、多様なポジショナリティ―にいた日韓双方のインフォーマントのライフストーリーをもとに生活世界の記憶から考察する。
Bibliography:E3
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2018.0_55