日中の集落型世界遺産における観光の開発体制に関する比較研究 岐阜県の白川郷、中国黄山市の西逓村を例として

観光開発に関する既存研究は、景観計画・設計、観光需要と観光市場、まちづくりなどの視点からの研究が多く、観光開発における関係主体の役割分担と運営体制の視点からの分析はあまりなされていない。さらに、集落型観光地に対しては、こうした観光に対応した利益配分・波及効果についての具体的研究はみられない。本研究では、岐阜県の白川郷、中国黄山市の西逓村の日中2つの世界遺産集落をとりあげ、両者の観光開発体制の比較を通して、両国の集落型観光地における観光形態の共通点、開発体制の特徴と違いを明らかにする。...

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Published in都市計画論文集 p. 967
Main Authors 陳, 怡平, 周, 永広, 川上, 洋司, 本多, 義明
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本都市計画学会 2002
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ISSN1348-284X
1348-284X
DOI10.11361/cpij1.37.0.967.0

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Summary:観光開発に関する既存研究は、景観計画・設計、観光需要と観光市場、まちづくりなどの視点からの研究が多く、観光開発における関係主体の役割分担と運営体制の視点からの分析はあまりなされていない。さらに、集落型観光地に対しては、こうした観光に対応した利益配分・波及効果についての具体的研究はみられない。本研究では、岐阜県の白川郷、中国黄山市の西逓村の日中2つの世界遺産集落をとりあげ、両者の観光開発体制の比較を通して、両国の集落型観光地における観光形態の共通点、開発体制の特徴と違いを明らかにする。
Bibliography:162_1-V
ISSN:1348-284X
1348-284X
DOI:10.11361/cpij1.37.0.967.0