オンデマンド出版論 日本の現状と総括

オンデマンド出版とは,オンデマンド印刷という技法を用いて読者から購入の要求があり次第印刷出版するという出版技法であり,少部数注文出版を可能とした.2000年以後さまざまな試みがなされてきているが,出版においては印刷費よりも,編集費・組版費など部数に依存しない費用が多いため,あまり成功はしていない.ただし,オンデマンド印刷の品質の向上と,独自市場の開拓により今後の発展が期待される....

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Bibliographic Details
Published in出版研究 Vol. 46; pp. 85 - 103
Main Author 中西, 秀彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本出版学会 20.03.2016
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ISSN0385-3659
2434-1398
DOI10.24756/jshuppan.46.0_85

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Summary:オンデマンド出版とは,オンデマンド印刷という技法を用いて読者から購入の要求があり次第印刷出版するという出版技法であり,少部数注文出版を可能とした.2000年以後さまざまな試みがなされてきているが,出版においては印刷費よりも,編集費・組版費など部数に依存しない費用が多いため,あまり成功はしていない.ただし,オンデマンド印刷の品質の向上と,独自市場の開拓により今後の発展が期待される.
ISSN:0385-3659
2434-1398
DOI:10.24756/jshuppan.46.0_85