特別支援教育の中で言語障害教育への期待 :ファミチュー哲学を実現するための特別支援教育に向けて

日本の障害児教育は, 「特別支援教育」と名前を変え大きく変わろうとしている. 新しいシステムのキーワードは「校内校外での連携」であるが, 現場ではなかなか連携がうまくいかないという声もきかれている. 連携促進についてコミュニケーションの専門家である「言語障害教育」担当者が促進者(ファシリテーター)となって真の連携を進める役割を担うことが期待されている. その際に, 最も大事なことは「ファミリー中心アプローチ(ファミチュー哲学)」にのっとり, 当事者. 家族のニーズを十分に反映させた指導・支援になるようにすることである....

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Published inコミュニケーション障害学 Vol. 24; no. 1; pp. 58 - 62
Main Author 三田地真実
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本コミュニケーション障害学会 30.04.2007
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ISSN1347-8451

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Summary:日本の障害児教育は, 「特別支援教育」と名前を変え大きく変わろうとしている. 新しいシステムのキーワードは「校内校外での連携」であるが, 現場ではなかなか連携がうまくいかないという声もきかれている. 連携促進についてコミュニケーションの専門家である「言語障害教育」担当者が促進者(ファシリテーター)となって真の連携を進める役割を担うことが期待されている. その際に, 最も大事なことは「ファミリー中心アプローチ(ファミチュー哲学)」にのっとり, 当事者. 家族のニーズを十分に反映させた指導・支援になるようにすることである.
ISSN:1347-8451