ゲームエンジンUnityをベースにした可視化システム みんなで21世紀の可視化技術を統合しませんか?

近年,サイエンティフィックビジュアリゼーションとインフォメーションビジュアリゼーション化を統合し,そこに分析技術やVR・ARを取り入れた新しい可視化のフレームワークが期待されている。.そこで我々は、サイエンティフィックビジュアリゼーションが提唱された初期段階の可視化基盤となったデータフロー型の可視化フレームワークをゲームエンジンUnityの上に構築した.Unity上にシステムを構築することで,PCやスマートフォンなどマルチプラットフォームに対応したアプリケーション開発ができるだけでなく,最新のVR/AR機器(特にヘッドマウントディスプレイ,HMD)への対応も容易となる。2つのビジュアリゼーショ...

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Published in可視化情報学会誌 Vol. 41; no. 160; pp. 12 - 17
Main Authors 宮地, 英生, 川原, 慎太郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 可視化情報学会 2021
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Summary:近年,サイエンティフィックビジュアリゼーションとインフォメーションビジュアリゼーション化を統合し,そこに分析技術やVR・ARを取り入れた新しい可視化のフレームワークが期待されている。.そこで我々は、サイエンティフィックビジュアリゼーションが提唱された初期段階の可視化基盤となったデータフロー型の可視化フレームワークをゲームエンジンUnityの上に構築した.Unity上にシステムを構築することで,PCやスマートフォンなどマルチプラットフォームに対応したアプリケーション開発ができるだけでなく,最新のVR/AR機器(特にヘッドマウントディスプレイ,HMD)への対応も容易となる。2つのビジュアリゼーションの境界が無くなり,新しい可視化が期待されるとき,最新の可視化技術を1つのフレームワーク上に統合できることを期待している.
ISSN:0916-4731
1346-5260
DOI:10.3154/jvs.41.160_12