下顎両側遊離端症例に対し歯冠内および歯冠外磁性アタッチメントを応用したパーシャルデンチャーの1例

磁性アタッチメントが臨床に応用されてから十数年が経過した. この間, 維持力, 磁場漏洩, 腐蝕などの改良が加えられた. 最近では, 磁性アタッチメントは様々な種類のパーシャルデンチャーの維持装置として利用されている. 本症例報告において, 我々は審美性の改善を目的に磁性アタッチメントを歯冠内および歯冠外アタッチメントとして応用した. また, 舌感不良の改善を目的にリンガルプレートを用いた. これにより, 患者の問題は解決した....

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Published in九州歯科学会雑誌 Vol. 60; no. 4/5; pp. 136 - 139
Main Authors 槙原絵理, 鱒見進一, 安東俊介, 古橋会治, 有田正博, 八木まゆみ, 廣渡洋平, 帆鷲秀一郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 九州歯科学会 01.12.2006
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ISSN0368-6833

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Summary:磁性アタッチメントが臨床に応用されてから十数年が経過した. この間, 維持力, 磁場漏洩, 腐蝕などの改良が加えられた. 最近では, 磁性アタッチメントは様々な種類のパーシャルデンチャーの維持装置として利用されている. 本症例報告において, 我々は審美性の改善を目的に磁性アタッチメントを歯冠内および歯冠外アタッチメントとして応用した. また, 舌感不良の改善を目的にリンガルプレートを用いた. これにより, 患者の問題は解決した.
ISSN:0368-6833