腸炎ビブリオ (Vibrio parahaemolyticus) の制限酵素の特徴 食中毒細菌の制限酵素の研究 (第2報)
270株の腸炎ビブリオの制限酵素産生性を検索したところ, 46株より制限酵素が検出された. 36株でその特異性が決定され, 7種の特異性の異なる制限酵素に分類された. これらはすべて既知のアイソシゾマー (AvaII, AsuI, PmaCI, PstI, Eco31I, EarI, SapI) であった. 腸炎ビブリオには非パリンドローム塩基配列を認識する制限酵素を産生する株が多くみられた....
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Published in | 食品衛生学雑誌 Vol. 35; no. 6; pp. 605 - 609_1 |
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Main Authors | , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | English |
Published |
公益社団法人 日本食品衛生学会
05.12.1994
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Subjects | |
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ISSN | 0015-6426 1882-1006 |
DOI | 10.3358/shokueishi.35.605 |
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Summary: | 270株の腸炎ビブリオの制限酵素産生性を検索したところ, 46株より制限酵素が検出された. 36株でその特異性が決定され, 7種の特異性の異なる制限酵素に分類された. これらはすべて既知のアイソシゾマー (AvaII, AsuI, PmaCI, PstI, Eco31I, EarI, SapI) であった. 腸炎ビブリオには非パリンドローム塩基配列を認識する制限酵素を産生する株が多くみられた. |
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ISSN: | 0015-6426 1882-1006 |
DOI: | 10.3358/shokueishi.35.605 |