外見の心理学的研究は何をもたらすことができるのか 各方面からの期待を読み解いて

外見に関する心理学の研究は必ずしも潤沢にあるわけではない。しかし,外見は人々のQOLにも大きな影響を与えるのみならず,社会との関わりという点で非常に大きな要因となっている。そして,他の学問分野や産業界からは,外見に関する心理学の研究とその知見が期待されていると考えられる。そこで,本シンポジウムでは,スポーツ科学,医学,情報工学,といった心理学の隣接分野の方々,そして,アパレル企業の方,そして一般の方にご登壇頂き,外見についての心理学の研究がどのようにそれぞれに関わりうるのか,そして,何を期待しているのかについて,話題提供をして頂いた。その上で,心理学の側からはいったい何をおこなうことができるの...

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Published in容装心理学研究 Vol. 3; no. 1; pp. 21 - 28
Main Authors 鈴木, 公啓, 川田, 裕次郎, 原田, 輝一, 野村, 竜也, 今井, 浩, 早野, 雅人, 大坊, 郁夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 容装心理学研究編集委員会 2024
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Summary:外見に関する心理学の研究は必ずしも潤沢にあるわけではない。しかし,外見は人々のQOLにも大きな影響を与えるのみならず,社会との関わりという点で非常に大きな要因となっている。そして,他の学問分野や産業界からは,外見に関する心理学の研究とその知見が期待されていると考えられる。そこで,本シンポジウムでは,スポーツ科学,医学,情報工学,といった心理学の隣接分野の方々,そして,アパレル企業の方,そして一般の方にご登壇頂き,外見についての心理学の研究がどのようにそれぞれに関わりうるのか,そして,何を期待しているのかについて,話題提供をして頂いた。その上で,心理学の側からはいったい何をおこなうことができるのかについて議論をおこなった。
ISSN:2436-3367
DOI:10.57331/aaps.3.1_21