呼吸器疾患のクライエントにおけるセルフマネジメントスキル習得を目的としたCognitive Orientation to daily Occupational Performance(CO-OP)による実践

要旨:呼吸器疾患のクライエントに対して,酸素デバイスの取り扱いや,トイレ使用時の呼吸困難を軽減させるセルフマネジメントスキルを習得するために,Cognitive Orientation to daily Occupational Performance(以下,CO-OP)を使用した(5日,40分/日).結果,Canadian Occupational Performance Measure,Performance Quality Rating Scaleは向上した.今回の報告でCO-OPは,呼吸器疾患のクライエントのセルフマネジメントスキルの習得に有用である可能性が示唆された....

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Published in作業療法 Vol. 40; no. 2; pp. 239 - 246
Main Authors 今岡 泰憲, 廣瀬 桃子, 山口 みさき, 武村 裕之, 塩津 裕康
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本作業療法士協会 15.04.2021
一般社団法人 日本作業療法士協会
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Summary:要旨:呼吸器疾患のクライエントに対して,酸素デバイスの取り扱いや,トイレ使用時の呼吸困難を軽減させるセルフマネジメントスキルを習得するために,Cognitive Orientation to daily Occupational Performance(以下,CO-OP)を使用した(5日,40分/日).結果,Canadian Occupational Performance Measure,Performance Quality Rating Scaleは向上した.今回の報告でCO-OPは,呼吸器疾患のクライエントのセルフマネジメントスキルの習得に有用である可能性が示唆された.
Bibliography:実践報告
ISSN:0289-4920
2434-4419
DOI:10.32178/jotr.40.2_239