Three Lectures on Caring

今回の学術集会のメインテーマは「ケアリング・サイクルと看護科学」で,会長講演「ケアリング・サイクルの形成に向けて」,基調講演はワトソン博士の「Caring Science as ethical and scientific model for nursing education and practice」講演のもとに,福岡県立大学で展開されている“臨床の知”に焦点を当てた「経験型学習教育」について,「ケアリング・リレー」として3領域のモデル講演が行われた. 看護現象の場では,看護教員と学生およびクライエント,臨地実習指導者等により醸し出されるケアリング文化が存在し,各々の相互関係による臨地での...

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Published inNihon Kango Kagakki shi Vol. 29; no. 2; pp. 61 - 66
Main Authors 松岡 緑, 寺﨑 明美, アドラーコリンズ 慈観, 小松 啓子, 佐藤 香代
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本看護科学学会 2009
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Summary:今回の学術集会のメインテーマは「ケアリング・サイクルと看護科学」で,会長講演「ケアリング・サイクルの形成に向けて」,基調講演はワトソン博士の「Caring Science as ethical and scientific model for nursing education and practice」講演のもとに,福岡県立大学で展開されている“臨床の知”に焦点を当てた「経験型学習教育」について,「ケアリング・リレー」として3領域のモデル講演が行われた. 看護現象の場では,看護教員と学生およびクライエント,臨地実習指導者等により醸し出されるケアリング文化が存在し,各々の相互関係による臨地での経験を,学習者自らが意味づけ深化させていくプロセスを,教師力やリフレクションなどを駆使して展開されている看護教育実践について,具体的事例で紹介された.
Bibliography:第28回日本看護科学学会学術集会ケアリング・リレー講演
ISSN:0287-5330
2185-8888
DOI:10.5630/jans.29.2_61