HPLCおよびLC-MS/MSによる加工食品中の超高甘味度甘味料アドバンテーム定量法

HPLCおよびLC-MS/MSを用いた食品中の超高甘味度甘味料であるアドバンテームの定量法を検討した.アドバンテームを透析抽出後,Sep-Pak Plus C18で精製し,HPLCおよびLC-MS/MSで定量した.5種類の市販加工食品にアドバンテームを0.001 g/kgおよび0.01 g/kg添加して回収試験を行った結果,HPLC測定では回収率は64.1~89.9%,RSDは0.9~6.9%,LC-MS/MS測定では回収率は68.8~99.9%,RSDは0.8~4.9%であった.定量限界は試料当たりHPLC分析では0.0004 g/kg,LC-MS/MS分析では0.00004 g/kgであっ...

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Published inShokuhin eiseigaku zasshi Vol. 56; no. 1; pp. 14 - 18
Main Authors 小林, 美紀, 寺田, 久屋, 中島, 正博
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本食品衛生学会 2015
日本食品衛生学会
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ISSN0015-6426
1882-1006
DOI10.3358/shokueishi.56.14

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Summary:HPLCおよびLC-MS/MSを用いた食品中の超高甘味度甘味料であるアドバンテームの定量法を検討した.アドバンテームを透析抽出後,Sep-Pak Plus C18で精製し,HPLCおよびLC-MS/MSで定量した.5種類の市販加工食品にアドバンテームを0.001 g/kgおよび0.01 g/kg添加して回収試験を行った結果,HPLC測定では回収率は64.1~89.9%,RSDは0.9~6.9%,LC-MS/MS測定では回収率は68.8~99.9%,RSDは0.8~4.9%であった.定量限界は試料当たりHPLC分析では0.0004 g/kg,LC-MS/MS分析では0.00004 g/kgであった.
Bibliography:ZZ00009680
891378
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.56.14