産卵鶏への骨粉多給が卵の諸形質に及ぼす影響について

破損卵の防止に関してこれまで多くの研究報告があるか,それらの大部分は最終的に卵管におけるカルシウム分泌能の増大を目差したものである。ところで,産卵末期の鶏は初期のものに比べて大きな卵を生むのが普通てあり,破損卵も多い。このことは卵殻形成能か鶏卵重の増加に伴なって向上しないこと,さらに老齢のためカルシウム代謝か低下することなどの結果であると推察される。そこで今回,産卵末期の鶏を用いて産卵成績と卵の諸形質との関係およびこれらに対する骨粉多給の影響について検討した。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inBulletin of Ishikawa Agricultural College Vol. 7; no. 7; pp. 42 - 45
Main Authors 加藤, 啓介, 中村, 誠
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 石川県公立大学法人 石川県立大学 1977
Ishikawa Prefectural University
Online AccessGet full text
ISSN0389-9977
2433-6491
DOI10.20715/bulliac.7.0_42

Cover

More Information
Summary:破損卵の防止に関してこれまで多くの研究報告があるか,それらの大部分は最終的に卵管におけるカルシウム分泌能の増大を目差したものである。ところで,産卵末期の鶏は初期のものに比べて大きな卵を生むのが普通てあり,破損卵も多い。このことは卵殻形成能か鶏卵重の増加に伴なって向上しないこと,さらに老齢のためカルシウム代謝か低下することなどの結果であると推察される。そこで今回,産卵末期の鶏を用いて産卵成績と卵の諸形質との関係およびこれらに対する骨粉多給の影響について検討した。
Bibliography:ZZ00013976
190008
ISSN:0389-9977
2433-6491
DOI:10.20715/bulliac.7.0_42