犬の慢性骨髄炎の自己海綿骨移植術, 表面骨穿刺術および創外固定による1治験例

交通事故による左橈尺骨遠位開放骨折および橈尺手根関節脱臼の放置による雑種犬, 雌, 約2歳の慢性骨髄炎に, 露出骨の切除, K-E splintによる固定, および自己海綿骨移植術を組み合わせて治療を行った. 治癒過程で骨萎縮がみられた部位に, 化骨形成を活性化する目的で表面的骨穿刺術と自己海綿骨再移植術を行ったところ, 骨萎縮は改善されて機能的骨癒合が得られた....

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Published inNippon Juishikai zasshi Vol. 48; no. 12; pp. 964 - 967
Main Authors 織, 順一, 佐々, 泰則, 小宮, 愛泉, 吉海, 拓史, 弘川, 治喜, 高瀬, 勝晤
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本獣医師会 20.12.1995
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Summary:交通事故による左橈尺骨遠位開放骨折および橈尺手根関節脱臼の放置による雑種犬, 雌, 約2歳の慢性骨髄炎に, 露出骨の切除, K-E splintによる固定, および自己海綿骨移植術を組み合わせて治療を行った. 治癒過程で骨萎縮がみられた部位に, 化骨形成を活性化する目的で表面的骨穿刺術と自己海綿骨再移植術を行ったところ, 骨萎縮は改善されて機能的骨癒合が得られた.
Bibliography:ZZ00014801
531350
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.48.964