清酒酵母解析・開発におけるプロテオーム解析技術の応用
現在の清酒醸造では多種多様な酵母菌株が使用されているので, 清酒酵母の菌株の同定はきわめて重要な問題であるが, 清酒酵母は互いにきわめて類縁であるため, 一般的な方法は確立されていない。著者は, 二次元電気泳動を利用したタンパク質の解析 (プロテオーム解析) が清酒酵母菌株の同定に有用であることを示し, 本技術を利用して新規な泡酵母や好気成分高生産酵母の開発に取り組んでいる。...
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Published in | Nippon Jōzō Kyōkaishi Vol. 102; no. 11; pp. 802 - 809 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益財団法人 日本醸造協会
01.11.2007
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0914-7314 2186-4012 |
DOI | 10.6013/jbrewsocjapan1988.102.802 |
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Summary: | 現在の清酒醸造では多種多様な酵母菌株が使用されているので, 清酒酵母の菌株の同定はきわめて重要な問題であるが, 清酒酵母は互いにきわめて類縁であるため, 一般的な方法は確立されていない。著者は, 二次元電気泳動を利用したタンパク質の解析 (プロテオーム解析) が清酒酵母菌株の同定に有用であることを示し, 本技術を利用して新規な泡酵母や好気成分高生産酵母の開発に取り組んでいる。 |
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Bibliography: | ZZ00020787 751981 |
ISSN: | 0914-7314 2186-4012 |
DOI: | 10.6013/jbrewsocjapan1988.102.802 |