地上高１０ｍのネットトラップによるコナジラミ類個体数の推移と2001年以降に採集されたタバココナジラミのバイオタイプ

• Published in: Kyūshū Byōgaichu Kenkyūkaihō Vol. 54; pp. 105 - 108
• Main Authors: 鍬田, 龍星, 口木, 文孝, 衛藤, 友紀, 近藤, 知弥, 中村, 宏子, 古田, 明子, 白石, 祥子, 緒方, 和裕
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 九州病害虫研究会 2008
• ISSN: 0385-6410; 1884-0035
• DOI: 10.4241/kyubyochu.54.105

佐賀市川副町の佐賀県農業試験研究センター内に設置した地上高10mのネットトラップで採集したコナジラミ類成虫数を調査した。コナジラミ類は 6月から採集され， 8～10月に増加し，11月に終息した。2001～2004年にネットトラップで採集されたコナジラミ類および施設トマト圃場で採集したタバココナジラミを対象に，PCR-RFLP法でタバココナジラミのバイオタイプを識別した。その結果，2003年12月以前に採集された個体は全てバイオタイプＢ，2004年 6月 1日以降に採集された個体は全てバイオタイプＱであった。