飼料用米乾燥の高効率化

飼料用米の乾燥特性および乾燥熱効率について研究を行った。湿度を10 % RH一定,温度を 40,50,60,70,80°C に設定して,籾および玄米の高温での通風乾燥特性を調査した。さらに,乾燥時の試料に与える熱量と乾燥に要する熱量を算出し,乾燥条件ごとの乾燥熱効率の比較を行った。その結果,籾,玄米ともに乾燥温度が高いほど乾燥速度定数は大きな値をとること,および熱効率が大きくなることが明らかになった。...

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Published inNōgyō Kikai Gakkaishi Vol. 75; no. 3; pp. 151 - 156
Main Authors 田中, 良奈, 金城, みのり, 田中, 史彦, 内野, 敏剛
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 農業食料工学会 01.05.2013
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Summary:飼料用米の乾燥特性および乾燥熱効率について研究を行った。湿度を10 % RH一定,温度を 40,50,60,70,80°C に設定して,籾および玄米の高温での通風乾燥特性を調査した。さらに,乾燥時の試料に与える熱量と乾燥に要する熱量を算出し,乾燥条件ごとの乾燥熱効率の比較を行った。その結果,籾,玄米ともに乾燥温度が高いほど乾燥速度定数は大きな値をとること,および熱効率が大きくなることが明らかになった。
Bibliography:852376
ZZ00015065
ISSN:0285-2543
1884-6025
DOI:10.11357/jsam.75.151